ここは、東京近郊のとある街。 懐かしさに包まれひっそりと営まれ続けている後藤珈琲店。 お客さんは近所の賑やかな仲間達。のみ。 そこにひょっこり、小説家志望の青年がやって来た。 テレビからは甲子園の高校野球の快音が流れている。 ・・・その夏は、少し様子が変わるかもしれない。 ーーーーーーー夏から冬への後藤珈琲店物語。