1970年代!アングラ全盛期に「突撃板」を引っさげて殴り込みをかけた快男児・金杉忠男(劇団中村座)は東京下町をモチーフに多くの作品を発表し続けた!「さびしかったらふらりとおいで決して只じゃ帰さない!」
まさに痛快を絵に描いた様な芝居群だった。
「一本刀土俵入り」~御存知葛飾篇~は変わりゆく1970年代、オリンピックで変貌した東京が高度成長時代を過ぎ万博で頂点に達した右肩上がりから挫折していく時の流れを昭和歌謡と共に描いています。
その世界観は震災と原発事故を経験しながらも不穏な空気の彼方へと舵を切り出した今のニッポンとだぶって見えます。
今、再びドスを呑込み殴込みを!!2014年秋!