昭和のはじめ・・・
隅田川が清く流れて底までみえて
ふなやはぜが釣れた頃
浅草オペラだ
浅草レビューだ
猫も杓子もお芝居三昧
そんな時代がありました
・・・だけどそのうち日本は「戦争」なんかをやっちゃって
無駄に無残に負けちゃって
小屋も仲間も真っ黒焦げのすってんてん
だけど物書き達はあきらめず
相変わらずの夢を描く
踊り子たちは考える
歌うの?踊るの?……それとも、さあ?
ドサクサ紛れにゴロツキ共も集まって
ペラペラ野郎は復興景気に大笑い
生き延びちゃった婆ァがボソリ
――どうせ塵屑みたいな人生だけど、やっぱり誰かに愛されたい・・・
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★戦後、焼け野原になった東京――浅草界隈の片隅で、夢のため、金のため、
そして生きるために「生きる」モノたちの姿を、
椿組初参戦の秋之桜子が明るく強くエロく描きます!
歌って踊って――さらけ出したらペラゴロリ、何が出るやら?お楽しみ!!
椿組の春!!!乞うご期待!!