梨澤慧以子(張ち切れパンダ)
まさか私が椿組の芝居を創らせてもらえる日がくるとは。
正直なところ動揺と楽しみが5:5だ。
動揺と言うと少し語弊があるかもしれない。
私の作品は暗いとよく言われる。そんな私に外波山さんは「最終的に暖かい作品がいい」と言った。
「温かい作品ですね!OKです!」二つ返事で調子のいい返答をしてしまったものだ。
心が暖まりますなんて一度も言われたことないのに。冷たいやら暗いやらそんな感想ばっかりなのに。
よぉ~っし!オラやってやっぞォ!状態になっていたのである。
その調子のいい返事をしてしまった自分に動揺している……。
しかしあの外波山文明率いる椿組の面々、ゆとり世代からみるとビックリするほどの熱い人間たちだ。
そして外波山さんの芝居への情熱。熱い、熱すぎる。飛び火するほどの熱。
彼とだったらなんだってやってやれないことはないはずだ。
よぉ~っし!オラワクワクしてきたぞぉ!ってなもんである。
それが動揺と楽しみの内訳です。
どの状態が正しいのか、見届けていただけたらと思います。
オッス!オラやってやっぞォ